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Ma.K.の世界は、ネーミングなどが架空のドイツ兵器っぽいのですが、そのデザイン傾向は少なくとも3種あるように感じられました。
まずはポーラベアーのようなプレーンなもの。
ついで大型兵器に見られる官能的な有機的ライン。
そして中型兵器に見られる配管など部分的に非常に複雑なディティールのもの。
この3つの異なる傾向が製作時に僕を悩ませたのですが、ある友人が「どちらかというと理詰めのドイツよりもソ連っぽくないだろうか」と言ってくれたので、なにか判ったような気になりました(笑)。
素朴にして官能的、時に飛んでる未来デザインを打ち出してくるソ連(もうありません)こそ僕の中のMa.K.かもしれません。

結局、製作は「僕の信じるカッコよさ」に頼りました。
極寒地用ポーラベアーに北極圏での潜水・上陸を含む作戦を可能にする外付けユニットを取り付けるという発想で製作しています。