アオシマ 1/32 小惑星探査機 はやぶさ 製作のページ(仮)

2010年6月28日
 前回、大人気で1万個が完売になったらしい「はやぶさ」ですが、今日あたりから、再販分をお店で見かけるようになりましたね。
初販分を入手して一足先に組んでいたので、何かの参考になればとおもってページを特設しました。体裁もソコソコに数日で構築していこうかと。

大体1週間あれば、完成するかと思います。
僕の作例の特徴はフィルムを貼ったことです。
これにより、宇宙機独特の雰囲気とメカらしさが出ますので、オススメです。
まずは道具ですが、特に改造しない場合は
●ハセガワのゴールドミラーフィニッシュ(多分1枚で大丈夫)
●余裕があれば同シリーズのミラーフィニッシュ(シルバー)も。
●僕は入手できなかったのですが、カッパーミラーフィニッシュも存在します。リエントリカプセル(前面のカプセル)やサイドのカッパー部分も実物はミラー感があるので、使用すると良いかも。
●塗料は説明書どおりですが、パネルの塗装などは指定よりも明るい色でも良いように思います。
等が揃えば良いと思います。
ハンズで買ったアクリル付きダイオードの青色。
真ん中のダイオードから4隅まで配光します。
まぁ、これじゃなくても透明レジンとかでも配光できそうですが、それだと手間がかかりますよね。
4.5v作動なので、LR44が3個必要なのですが、2個でも灯きました。
ダイオードで悩むのが複数個設置したときの電圧(と抵抗設定)ですが、ここまで単純ならば僕のような文系技術者(w)でも楽々デス。

型番とかはこちらの画像でよろしくです。
買ったのは青なんですが、他に青緑ってのもあります。
でも、青緑は綺麗な「緑」なんだよね。
イオンエンジンにはやはり青ではないでしょうか。
2.5mmのピンバイスで裏側から穴を開けます。
今回は表からやるよりも写真のように裏からの方が綺麗に開けやすいと思います。
イオン排出口の穴に貼るメッシュ。
「ハセガワ トライパーツ モデリングメッシュ 23 六角形M」を使用しています。
実物はもしかすると四角い穴=格子状かもしれないのですが、雰囲気でこれにしました。カッコイイじゃありませんか・・
4つ穴全部を一度に裏から覆うようにカットします。
裏から貼るのでメッシュは奥まった表現になりますが、実物はもっと外側に近い場所にメッシュがあるようです。
この辺りは労力対効果で良しとしました。
メッシュ部は消灯時に黒く見えないといけないので、外に向ける側は黒く塗装しておきます。
アクリル配光で4箇所とも光りました。
真ん中もボンヤリ光ってますが、これは中心のダイオードの光が透けているのです。また実は側面にも光漏れしています。
これを防ぎ、かつ光を有効に使うため、ホイルシールを中心のダイオードの上とアクリルのフチに沿って貼ります。

はやぶさのイオンエンジンは3箇所までしか同時運転しないので、4つ光らせてはいけないようです。ストイック・・。
実機では左上がAスラスタ、右上がB、左下がC、右下がDスラスタです。
出発当初はA以外を稼動させていました。
最後はAとBの機能する部分だけを利用するクロス運転で帰ってきたのですが、その場合、イオン光はBから出ていたようです。